タグ別アーカイブ: 死

吉村昭さんの「星への旅」を読んで

「いきなり長編小説にチャレンジするよりも、一文一文勝負の短編小説から入った方がまだ書きやすいだろう」

特に根拠は無い。
自分で何となくそう思うだけだ。

そんな思いから、今短編集を読んでいる。
もちろん「この人は」と思える作家の短編集だ。

小説の審査委員の方々の言葉をネットで拾っていると、「文章表現を重視する」という方が多い。
あと、「読者からお金を取るに足りるだけの価値があるか」という意見。

当たり前だ。

小説を買っていただき、なお且つ固定の読者になってもらえる為に一生懸命書くわけだ。
それくらいは分かる。

その上で思うことは、万人受けする小説家にはなかなかなれないと思うが、「つまらない」とは絶対言われたくない、ということ。
せいぜい、

「よく書けていると思うけど、なんとなく好かないな」

くらいで留めておいてもらいたい、これは書き手側のエゴだが。
どこのBook Offにもよく見かける「常連本」にもなりたくない。
もし見かけてしまったら、相当ショックだろうと思う。

今まで長編ものを多く読んできた。
初めて読む作家の作品は決まって「一番の長編もの」を選ぶ。
理由は、

「作家にとって一番の長編作品は力作なはず」

という私の勝手な判断だ。
力作だから面白いはずだと。

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ベトナム人スタッフの父親の死に触れて

私のスタッフのお父さんが亡くなりました。
週末土曜日の朝、スタッフから電話があり、

「お父さん、死んだ。3日ほど休ませて下さい」

スタッフは28歳のベトナム人女性。
会社一の働き者で、私の会社を支えてくれる才女です。
私は今、ベトナムに単身赴任しています。

そのスタッフのお父さんとは以前一度お会いしたことがあります。
ベトナムは旧正月が実際のお正月。
韓国や中国と同じです。
日本の正月から1ヶ月ほどズレて、大体2月頭から長い休暇がやってきます。

昔私がベトナムに来て間が無いとき、旧正月中にそのスタッフから電話を受けました。

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