月別アーカイブ: 2014年5月

新人文学賞を狙う

作家になる為のもっとも確実な方法は、各出版社が創設している「新人賞」を取ることだと思う。
今でこそネット小説など、自由に書いている若い作家さんがたくさんおられるようですが、やはり時間をかけて創作した小説を、文壇の方々に評価をしてもらうこと、これに尽きると思うんです。

特に新人賞というものは、作品の評価は勿論ですが同時に「作家の発掘」を主眼としている要素が強いんです。
従って、まずは出版社の「お眼鏡に叶いお墨付きをもらう」ことで、順調な作家生活のスタートを切りたいと誰しも思うわけです。

特に、「五大文芸誌」が主催している以下の新人賞を目指すのが売れっ子作家への定石だと言えます。
新人賞名と主催する出版会社名、今までの開催回数をご紹介します。

どれも大手出版社が主催する、有名な「新人賞」です。
私にしてみれば、どれも目指すに高い難関ハードルだと言えます。
しかし毎年誰かが選ばれるんです。
チャンスはあるはずです。

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吉村昭さんの「星への旅」を読んで

「いきなり長編小説にチャレンジするよりも、一文一文勝負の短編小説から入った方がまだ書きやすいだろう」

特に根拠は無い。
自分で何となくそう思うだけだ。

そんな思いから、今短編集を読んでいる。
もちろん「この人は」と思える作家の短編集だ。

小説の審査委員の方々の言葉をネットで拾っていると、「文章表現を重視する」という方が多い。
あと、「読者からお金を取るに足りるだけの価値があるか」という意見。

当たり前だ。

小説を買っていただき、なお且つ固定の読者になってもらえる為に一生懸命書くわけだ。
それくらいは分かる。

その上で思うことは、万人受けする小説家にはなかなかなれないと思うが、「つまらない」とは絶対言われたくない、ということ。
せいぜい、

「よく書けていると思うけど、なんとなく好かないな」

くらいで留めておいてもらいたい、これは書き手側のエゴだが。
どこのBook Offにもよく見かける「常連本」にもなりたくない。
もし見かけてしまったら、相当ショックだろうと思う。

今まで長編ものを多く読んできた。
初めて読む作家の作品は決まって「一番の長編もの」を選ぶ。
理由は、

「作家にとって一番の長編作品は力作なはず」

という私の勝手な判断だ。
力作だから面白いはずだと。

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吉村昭さんの「仮釈放」を読んで

吉村昭さんの作品を読むと、いつも城山三郎さんを思い出す。
フィクションの匂いをそぎ落とした、あくまでも事実を積み重ねていくあの語り口。
今も私の中でノンフィクションの最高傑作は、城山三郎さんの「落日燃ゆ (新潮文庫)」だ。

史実を忠実に表現するために、自身が納得するまで取材を繰り返す。
城山三郎さんも今回ご紹介する吉村昭さんも同じスタンスだ。

主人公の口を通して語られる話に、独断的な要素はほとんど無い。
書き手の主観を殺して、登場人物と共に広がる光景、出来事、それを受けてどう感じたのか、が緻密に語られる。
主人公が置かれている時代、その当時の世相が信じられないくらいきめ細かく描写されている。
読み進めながら、自分も登場人物と肩を並べて歩いているような気になる。

そして事実の積み重ねにもかかわらず、読後に味わうあの深い感動。
これを味わうと、下手なフィクション作品など読めなくなる。 続きを読む 吉村昭さんの「仮釈放」を読んで

10年越しの大作より、明日の短編作品を

小説家になろうと思い、このブログを立ち上げたのが2013年12月18日。
あれからもう4ヶ月半が経つ。

一向に物語を書く体制にならない。

よしもとばななさん曰く、

「一日書かなければ取り戻すのに丸一日かかる」

来る日も来る日も反復練習のように文章を書き続けることが、物書きになる一番の近道だということはわかる。
しかし、出来ていない。
書いているペースは「小説家になれないペース」であることはまず間違い無い。

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