月別アーカイブ: 2013年12月

百田尚樹著の「永遠の0(ゼロ)」を読んで

「永遠の0(ゼロ)」(百田尚樹著)を読みました。
読み終えて、また映画もみた上で感想をお話したいと思います。

ちょうど今年の夏。
私は毎年終戦を迎えた真夏に、戦争小説を読む「決めごと」を続けています。

いつものように書店に行き、物色をしておりましたが、その時百田尚樹さんの「海賊とよばれた男」が第十回本屋大賞を受賞され、大々的に宣伝をしていました。 続きを読む 百田尚樹著の「永遠の0(ゼロ)」を読んで

「司馬遼太郎の世界」を旅する

ご多分に漏れず「司馬遼太郎」さんは大好きな作家の一人です。
おそらく私のようなファンは全国に山ほどおられることと思います。

なぜこれほどまでに人気を博し、また愛して止まないファンが途切れることなく続くのか。

司馬遼太郎さんの本を読んだ方なら全員わかると思います。
彼のファンに共通して言えるのは、

  • 「司馬史観」と言われる独特の歴史観に触れたいと思う気持ち
  • 基本的にノンフィクションなので、物語を読み進めながらその時代の理解を深めることができる優越感
  • 卓越した人物描画、人情機微表現の筆力の力強さに触れることができる幸福感

司馬遼太郎さんを愛読する他の方々にいちいち聞いたわけではありませんが、多かれ少なかれ以上のような思いを持ちながら読まれているのではないかと思います。 続きを読む 「司馬遼太郎の世界」を旅する

浅田次郎さんの作品について

今、浅田次郎さんの「中原の虹」を読んでいます。
第42回(2008年)吉川英治文学賞受賞作品です。
同著者の「中国歴史ものシリーズ」である「蒼穹の昴」の続編です。

家族と年末年始を過ごしに海外から帰国してきました。
帰りの飛行機中の制約ある時間の中で、ずっと浅田ワールドに触れながら、幸せで有意義な時間を過ごすことができました。

中国清朝を描いた話でお勧めできる作品は、司馬遼太郎さんの「韃靼疾風録」です。

ハードカバーの大きな本を古本屋さんで見つけ、あまりの面白さに一気に読み切ってしまった記憶があります。
中国が列強に蹂躙される清朝末期は、日本の幕末の動乱と同じで小説の題材に事欠かない時代のようです。
面白い本がたくさんあるかと思いますが、私が今まで読んできた本の中では「韃靼疾風録」を超える小説に巡り会うことはありませんでした。 続きを読む 浅田次郎さんの作品について

書評について

さて、作家目指してこのブログを書こうと心に決めました。
毎日書くことが、自分の夢である「小説家」に繋がる唯一の方法だと信じてパソコンに向かっています。

今まで長いこと、いろんなブログを書いてきました。
SEOに関するブログ、結婚披露宴の演出に関するブログ、賃貸住宅の集客に関するブログ・・・
特に賃貸住宅の集客ブログは、東南アジアに来てもう3年近く続けています。
今も続けています。
今の私が所属する会社の契約金額のほぼ全てを、ブログ経由のお客様で占めるくらいに育ってきました。
もっと集客をするために言いたい事は山ほどありますが、「企業ブログ」なのであまり私個人の考えや見解を紹介できない立場で書いているのでとても窮屈です。 続きを読む 書評について

なぜ「小説家」を目指すのか

「小説家になりたい」
その思いでこのブログを開設しました。

「どうして小説家になりたいのか」

今日は、私が小説家を目指す動機について書きたいと思います。
まだ、ほとんど皆様の目に触れる事の無いブログです。
だーれも見ていないから書ける話です(笑)

私は今まで数多くの仕事をしてきました。
ということは、一つの企業に長く所属し、役職をステップアップし、部下の育成に心血を注ぎ、会社の為に滅私奉公し、割の良い退職金を貰い、後は悠々自適の生活に入る・・・
そんな人生とは真逆の、せわしないサラリーマン人生を歩んできたことになります。 続きを読む なぜ「小説家」を目指すのか

友情に報いると言うこと

今日は、私の「一生消えない心の傷」の話です。
「周りの人の為に」自分ができる範囲のことをやらなかった・・・その後悔話です。

中学に入学し、1ヶ月も経たないうちに私は転校することになります。
私の親父は建築現場の空調関連の仕事をやっていました。
親父がその頃手がけていたマンションのオーナーから、「完成したら住んでくれないか、家賃は少し勉強するから」と持ちかけられたようです。

空調から電気配線に詳しい親父なら、何かあった時助けてもらえる・・・
そんな打算もあったんだと思います。

ウナギの寝床のような長屋アパートから新築の豪華マンションへ

我が家はその話に飛びつきました。 続きを読む 友情に報いると言うこと

「ヒロタ キミコ」さんのこと

公園で遊ぶ子供たち
公園で遊ぶ子供たち



今日は、私が小学校高学年の頃、同じクラスだった「ヒロタキミコ」さんのお話をします。

小学校の4年生か5年生・・・だったでしょうか。
私はその当時あまり目立った生徒ではありませんでした。
少し運動が得意だっただけで、別段成績が良いわけでもなく、どこにでもいる普通の小学生でした。

私のクラスに「ヒロタキミコ」さんという背の高い女の子がいました。
とても明るく、また成績も良く、声も大きく、姉御肌の元気な女の子でした。 続きを読む 「ヒロタ キミコ」さんのこと

小学校時代に読んだ一番記憶に残る本

昨日は、私が本に夢中になるきっかけとなった物語のご紹介をさせていただきました。

今日はその続きです。
小学校の時に読んだ本で、未だに覚えている話ってそうそう無いかと思います。
これからご紹介する本は、今だにはっきりと、本の中に出て来た挿絵の図案まで覚えています。
そして、読み終わった後、あまりの面白さに痺れてしまい「放心状態」になるくらいの「読後感」まで記憶しています。

このブログを立ち上げてから、最初の稿で何となく小学校時代に読んだ本のご紹介になっております。
今、目をつぶって思い返しても、あの爽やかな「読後感」がかすかに蘇ってきます。
それだけ私にとって衝撃的な本でした。 続きを読む 小学校時代に読んだ一番記憶に残る本

私を「本好き」にしてくれた貴重な本

さて、記念すべき第一稿目です。

ブログとは長らくつきあってきましたが、やはり最初の書き出しはいつも緊張します。
しかし「緊張する」といっても、やっていることは、大海原に石ころを「ぽつん」と投げ込むようなもの。
あまり気負わず、肩の力を抜いて書いていきたいと思います。

タイトルの割には泥臭い内容になるかと思いますが、ご容赦ください。

最初ですので、私が「本好き」になったきっかけの本をご紹介します。 続きを読む 私を「本好き」にしてくれた貴重な本