「オンラインストレージサービス」について

作家を目指す者が「オンラインストレージサービス」の話を書くというのも、関連性の無い記事でどうかなと思いましたが、いろんな情報を分類・整理して安全に保管する知識はこれからは必須かと思い、今私が使っているストレージサービスを中心にその特徴をまとめてみました。
半分は自分自身の「備忘記録」として残しておくつもりで書かせていただきます。

今自由にインターネット上を「マイストレージ」として、しかも無料でまとまった容量を利用できる便利なサービスが次々と誕生しています。
メール、動画、写真、音楽ファイル、ちょっとしたアイデアのメモ書き等々、本来ならパソコンのハードディスクに保存しておくことしか出来なかった大量のファイル群を、自分だけのインターネット領域へ保存し、いつでもどこからでもアクセスできるサービス。
各社その「利用領域の大きさ」「料金の安さ」を猛烈にアピールする競争が繰り広げられており、今後益々利便制は高まってくると思います。

室内で使うパソコンでの利用だけではなく、今時はスマートフォンやタブレットを当たりまえに外に持ち出し、「いつでもどこでも」ネットに接続できる時代です。
ということは、いつでもどこでも「マイストレージ」にアクセスができるので、

  • パソコンが「おしゃか」になってもデーターを安全に保存できる
  • 重い画像データーなどをわざわざメール添付で送らなくても、「マイストレージ」の特定ファイルのリンクを送るだけで友人とデーターを「共有」できる
  • 自由に使える容量も15GBくらいから「無制限利用可」と大容量なので「もう一つの外付けハードディスク」感覚で使える

オフィスや部屋だけが「ネット空間」ではなく、ネットにアクセスできるところであれば地球上どこでも仕事が可能になってきました。

便利になったものです。

街を歩いていて、ふと目にした風景や思いついた作品ネタなどを写真に収め、またボイスレコーダーに落とした音声データーを「マイストレージ」にアップする。
後でタブレッドを開き、お気に入りのカフェでアップデーターを整理しながら、ゆっくり目を閉じて次の作品を推敲する。

万年筆を握りしめ、畳の上でうなりながらペンを走らせる、浅田二郎さんのようなスタイルの作家さんも未だおられますが、軽いラップトップ片手に旅行先で執筆の続きにのめり込めるようになってきたということです。

では、私が今現在利用している「オンラインストレージサービス」を皆さんにご紹介しておきます。

「どこまでの容量が利用できていくらかかるのか」
「使い勝手はどうか」

ですね。

いろんな会社がそれぞれたくさんのストレージサービスを提供しています。
その中でも私は以下の3つのサービスを利用しています。
実際に利用してみて思う感想をお話したいと思います。

  1. Dropbox
  2. Googleドライブ
  3. Evernote

◆1.Dropboxについて

Dropboxのストレージ容量と値段
Dropboxのストレージ容量と値段


会社でスタッフ達とファイル共有する際に利用しています。
私はプロプランで100GBをストレージ容量として利用しています。

Dropboxの特徴は以下の通りです。

  • 【無料で利用可能な容量】2GB
  • 【有料料金プラン】
    ・100GB : 8.25ドル/月
    ・200GB : 16.6ドル/月
    ・500GB : 41.6ドル/月
  • 【ハードディスクとの同期】あり
    ※ネット接続していない時でも同期しているスタンドアロンパソコンでファイル編集や削除・追加は可能です。

「無料」「プロ」「ビジネス向け」の3種類の料金プランがあります。
個人としても利用であれば、「ビジネス向け」プランは必要無いかと思います。

無料で利用可能な容量は2GBですが、友達を紹介したりすると最大16GBまで利用容量を増やすことができます。
iPadなどモバイル端末からでもインターネット接続ができればDropbox内のファイルを閲覧したり、編集したりすることができます。

特段他の「オンラインストレージサービス」とそんなに遜色ないかと思います。
ただ、一つデメリットを言いますと・・・

料金が高い

となるでしょう。
Googleをはじめ他のストレージサービスが軒並み料金値下げを敢行しています。
余計に高く感じるかもしれません。

◆2.Googleドライブについて

Googleドライブのストレージ容量と料金
Googleドライブのストレージ容量と料金



Googleの世界にどっぷりはまっている私は、GmailやGoogle Map、YouTubeを駆使して仕事をしています。
当然Googleサービスとの連携もシームレスで、使いやすさを実感できます。

  • 【無料で利用可能な容量】15GB
  • 【有料料金プラン】
    ・100GB : 1.99ドル/月
    ・1TB(1.000GB):9.99ドル/月
  • 【ハードディスクとの同期】なし

Dropboxと比べて利用可能容量も多く、利用料金も安いのがお分かり頂けるかと思います。
また、上記の利用容量は、

  • Gmail
  • Googleドライブ(ファイルや動画など)
  • Google+フォト

の利用総量がその範囲となります。
私は長年無料プラン(15GB)を利用していますが、特に容量オーバーの危機感を感じたことがありません。

Gmailなどはその「世界最高級のスパムフィルター機能」が魅力で2008年頃からずっと利用していますが、現在まだ30%くらいの利用量です。
Googleドライブに保存できるファイルの定義は以下の通りです。

  • Gmail: 迷惑メールとゴミ箱に移動したメールを含むすべてのメッセージと添付ファイル
  • ドライブ: PDF、画像、および動画などドライブに保存しているファイル。
    ※文書、スプレッドシート、スライドで作成したものはすべて保存容量にカウントされません。
  • Google+ フォト: 2048×2048ピクセルを超える写真15 分を超える動画のみが、保存容量の上限に対してカウントされます。

写真は「2048×2048ピクセル」を超えるものだけ容量にカウントされるので、ほとんどの写真は無料でアップロードできることになります。
また、動画も15分以内の動画は上限はありません。
また、ExcelやWordをそのままアップするのではなくGoogleの同仕様なアプリで保存すれば、これも無尽蔵にアップできます。

アップデートするファイル形式に少し気を使えば、ほぼ無料で無限大のインターネットストレージサービスを受けることができます。

Googleは一体、世界中にどれだけのサーバーを保有しているのでしょうか。
ここに追随できるクラウドサービスを提供できる企業があるのか・・・
凄まじいサービス力です。

◆3.Evernoteについて

Evernoteのプラン比較表
Evernoteのプラン比較表



不思議なソフトです。
最初、活用の仕方がピンとこず、とりあえずパソコンにインストールしているだけでした。

「メモ帳の管理ソフト」

こんなイメージしか持ち合わせていませんでした。
その後iPadを持ち歩くようになってからというもの、初めてEvernoteの価値が理解できるようになりました。

Web上に大切なファイル(メモ帳、画像、PDFなど)を保存しておき、同時に自分のパソコンやタブレットにも同期できるので、外出先で電波の悪い場所でもすぐに内容確認できます。

  • 【無料で利用可能な容量】無制限(月間アップロード容量は60MBまで)
  • 【有料料金プラン】
    ・スタンダードプラン:無料【容量無制限;月間アップロード容量は60MBまで】
    ・プレミアムプラン:450円/月(4.000円/年)【容量無制限;月間アップロード容量は1GBまで】
  • 【ハードディスクとの同期】あり

私は迷わずプレミアムプランにアップグレードしました。
何かの時にふと「何だったかな」と思い出せないような情報。

「あの店なんだったかいな」「最寄りの駅は・・・」

地下鉄の中だったり、食事中、会議中、ふと浮かぶ分からない情報に対し、スマホやタブレットからサクッと検索できる便利さ。
自分のパソコン、その他の端末で内容を更新すれば、その後インターネットに接続した際自動的にインターネットにある自身の領域にあるデーターと同期する仕組みです。

便利ですね。

タグ付もできるので、よく利用する項目があれば、その価格別やエリア別などでタグを付し、上からでも横からでも情報を串刺しにして引っ張り出せる。
何よりアップロード容量の月間制限は付くものの、「容量無制限」というのはまた思い切ったサービスだと思います。

私はEvernoteで管理している情報は、

  • 名刺
  • 自社商品
  • 購入ソフトウエア他全てのID・パスワード
  • プライベートで探している情報をフォルダーごとに

です。
あまり画像や動画、音声などはアップしていません。
画像や動画などはGoogleドライブを利用した方が、使い勝手が良いように思うからです。

そうなると、高いDropboxが浮いてきます。
今、こいつをどう利用して行けば良いのか、悩んでいるところです。

Dropboxは会社の共有ディスクとして社員と活用しています。
もし私個人で利用する場合、料金が思い切って下がらない限り使わないと思います。

作家にとって、取材時の写真や動画は、その後の執筆に大きな影響を与える情報です。
出来るだけ克明に、その場の雰囲気を何かの記憶媒体に留めておくことができれば、かなりリアルな描写が可能になります。

IT革命が凄まじい勢いで進んでいます。
使えるものはどんなものでも利用すればいいかと思うんです。

目で見た美しい景色、その時感じた爽やかな風の薫り、肌触り。
100%の保存は無理ですが、残した映像を見直して、その時の情感が少しでもプレイバックするのであれば、使って正解だと思います。

「撮ったその場でアップデート、同期」

便利な世の中です。
しかし、一番大事なことは情感を頭の中で創造し文字にする力です。

「名状しがたいほど素晴らしいことを文字に置き換える」

これが作家の仕事だと考えています。
そのためのツールとしてほぼ無料で使いこなせるこれらのサービスは、「利用価値あり」だと思います。

いかがでしょうか。


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